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	<title>（資）大家族 - 無農薬・耕さない田んぼで、生き物と共生する米づくり</title>
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		<title>岩澤信夫先生を偲んで</title>
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		<comments>http://daikazoku.net/news/1038/#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 09 May 2012 22:29:50 +0000</pubDate>
		<dc:creator>ogawa</dc:creator>
				<category><![CDATA[栽培研修会ノート]]></category>
		<category><![CDATA[雑記]]></category>

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		<description><![CDATA[&#160; 小川　　誠 岩澤先生が去る５月４日に逝去された。享年８０歳であった。心からお悔やみの言葉を申し上げ、ご冥福をお祈り申し上げる。先生の清きみ魂は綿毛の様に軽やかで、きっと鳳凰の様に悠然とたおやかな天界の高みへ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>&nbsp;</p>
<p>小川　　誠</p>
<p>岩澤先生が去る５月４日に逝去された。享年８０歳であった。心からお悔やみの言葉を申し上げ、ご冥福をお祈り申し上げる。先生の清きみ魂は綿毛の様に軽やかで、きっと鳳凰の様に悠然とたおやかな天界の高みへと舞い上がって行かれることであろう。お別れは悲しいが、み魂が極楽浄土へ至るであろうことに何の疑念もない。そのような生き方をされた方であった。</p>
<p>私が岩澤先生のことを知ったのは今から１１年前、とある講演テープに岩澤先生の自然耕のことが紹介されていた時だった。自然耕と言う聞きなれない言葉を早速インターネットで検索し、すぐさま先生が千葉県香取市でご指導されていた自然耕塾に飛び入り参加して、そのお人柄とその巧みな話術にすっかり魅了されてしまい、翌年第２回自然耕塾の塾生にさせていただいた。</p>
<p>以来岩澤先生とお付き合いさせていただいて、私は先生がこよなく民を愛し、私利私欲の全くない方であることを確信した。そして、一切の農業理論や常識にとらわれずに、真理を追い求める農民科学者として不耕起栽培の世界を探求し続けられる姿を垣間見させていただいた。ひたすら農民の生活の向上を願って、自然との共生を目指して不撓不屈、不断の研究に打ち込む岩澤先生であったればこそ、自然界はその妙なる神秘の世界のベールを脱いで、私たちの眼前にその一端を開示してくれたのだと思う。不耕起の田んぼにしか現れないサヤミドロ、２４時間人知れずせっせと肥料を生産し続けるイトミミズ、爆発的に増えるメダカや生き物達、不耕起と冬期湛水の組み合わせで飛来した白鳥やマガンの群れ、そしてなによりも稲の潜在的な能力の開示。自然界はそのようにして真理を解き明かす役割を担う人間を選ぶのだ。私は先生の生き様からそのことを悟らされた。</p>
<p>そして、岩澤先生のような生き方は常に末広がりの生き方であることを学んだ。年を取れば取るほど心も興味関心も可能性も開かれていく生き方だ。先生の笑顔は誰をも和ませる。どこまでも人に優しい方であった。そのような人生の師と出会えたことはなんと幸運なことであったろうか。</p>
<p>ここ数年、先生は二つのことを盛んに口にされた。「やがて石油が枯渇する時代がやってくる。」そして、「必ず食糧危機は来る。飢餓の時代は来る。そして、国民皆農の時代がやってくる。」そのことを口にされる先生にはあたかも飢餓に苦しむ庶民の姿が眼前に展開しているかのようであった。さらには化学肥料の原料が枯渇する時代もさほど遠くない。「そのような時になんにもなくてもやっていけるのが不耕起・冬期湛水稲作だ。だから、この農法を実践する人を点から線へ、そして、線から面へと広げていってほしい。」先生の御遺志を継いで、至らぬ人間ではあるが、「生き物いっぱいの田んぼ作り」の普及に尽力していきたい。それが岩澤先生に対する最大の御恩返しだと思っている。</p>
<p>最後に、僭越ながら先生の思いを一句認めて、贐の言葉とさせていただきたい。</p>
<p><strong>稲として　頭を垂れて　種落とし</strong></p>
<p><strong>　　　　　　　　　　　　　次ぐ世の人の　安けき願う</strong></p>
<p>&nbsp;</p>
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		<title>大地を草で覆う</title>
		<link>http://daikazoku.net/news/868/</link>
		<comments>http://daikazoku.net/news/868/#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 02 May 2012 07:15:58 +0000</pubDate>
		<dc:creator>ogawa</dc:creator>
				<category><![CDATA[栽培研修会ノート]]></category>
		<category><![CDATA[生きものと共に]]></category>

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		<description><![CDATA[栽培研修会は今年で何年目になるか忘れましたが、毎年楽しみにしています。いのちいきいき栽培の形も次第にできあがってきました。 時間のある時においおいご紹介していきたいと思います。 今日は今年の2回目の研修会でやったことの中 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>栽培研修会は今年で何年目になるか忘れましたが、毎年楽しみにしています。いのちいきいき栽培の形も次第にできあがってきました。</p>
<p>時間のある時においおいご紹介していきたいと思います。</p>
<p>今日は今年の2回目の研修会でやったことの中から大切な基本の一つ、「大地を草などの有機物で覆う」ことについてお話したいと思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>車窓から眺める農地は、通常作物が栽培されていない時期であれば耕耘されて、黒か茶色の土が見られます。草が生えたままになっていることはまずありません。ま、田んぼなら冬の間はたいして草も生えないので、そのままにしておく人もいますが、畑ならまずそういうところはありません。そうやってきれいに耕しておくことが常識になっています。しかし、そのような裸の黒土や茶色の土がむき出しになっている所は虫などの草地の生き物が非常に少ないです。土を掘ってみてもほとんど見つけられません。昼間は砂漠化した無生物地帯となっています。農薬が撒かれていなくてもそうです。</p>
<p>このことからわかるのは、土がむき出しになっている所はいかに虫や小動物が住みずらい所かということです。そこは生物過疎性が支配する世界です。生物過疎性と言う言葉は耳にしたことがないかもしれませんが、生物多様性の反対の概念です。（私の造語ではないだろうとは思いますが、まだ見たり聞いたりしたことはありません。）日本の畑はほとんどが長年にわたる農薬と化学肥料の投入によって、そしてまた頻繁な耕耘によって、生物過疎性が非常に進んだ、草地の生き物にとって非常に過酷な生活環境となっています。たぶんこういうことは初耳の方も多いのではないでしょうか。</p>
<p>一方、耕さない畑は畑全体が草地となっているために春から秋まで虫や小動物の種類も数も非常に豊かになります。例えば、草を一株引き抜くと、その下にはさまざまな種類の虫たちがせわしく動き回るのがわかります。</p>
<p>ということで、生き物との共生を目指す大家族の畑では、耕さない畑では言わずもがな、耕している畑でもできるだけ裸の土が見えないように工夫しています。春から秋にかけては、作付しない所はなるべくそのままにして草を生やしておいて、耕して種をまいた後はそこの草を刈ってすぐに草で土を覆います。ほんの少し覆うだけでもいいから、できるだけ草をばらまくようにします。すると、土と草の間を小さな生き物たちが盛んに行き来するようになります。このことから、如何に裸の土を草などの有機物で覆うことが大切であるかがわかります。そうです。たった一枚の細長い草の葉であっても、それは私たち人間にとって道路に等しい働きをするのです。だから、その草が土の上にぱらぱらとあるだけでも虫たちの活動範囲は格段に広くなります。</p>
<p>以上から、いのちいきいき栽培の基本の二つは次のようにまとめることができます。</p>
<p><strong>１．  耕した場所はできるだけ草などの有機物で土を覆う。</strong></p>
<p><strong>２．  作付しない所はなるべく耕さないで、草が生えるようにする。</strong></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
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		<title>そこも稲を植えたらいいじゃんかよう</title>
		<link>http://daikazoku.net/news/865/</link>
		<comments>http://daikazoku.net/news/865/#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 01 May 2012 22:08:04 +0000</pubDate>
		<dc:creator>ogawa</dc:creator>
				<category><![CDATA[栽培研修会ノート]]></category>
		<category><![CDATA[雑記]]></category>

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		<description><![CDATA[&#160; 第２回自然耕塾＠相模原は順調に進んでいます。不耕起栽培と冬期湛水を組み合わせた米作りは一石数鳥の、まれにみる自然に優しい米作りです。だから、参加者に対してもとても明るい、前向きな気持でその素晴らしい仕組みに [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>&nbsp;</p>
<p>第２回自然耕塾＠相模原は順調に進んでいます。不耕起栽培と冬期湛水を組み合わせた米作りは一石数鳥の、まれにみる自然に優しい米作りです。だから、参加者に対してもとても明るい、前向きな気持でその素晴らしい仕組みについて話すことができます。これはなんと幸せなことかと思います。一人でも多くの人が自分の田んぼを得て、そこでこのやり方で米作りができたら、どんなにいいことかと思います。そこへ向けて相模原に一年中水を張ることのできる田んぼ環境を整えるべく、農家や市役所などにも働きかけていきたいと思っています。</p>
<p>さて、農業は何よりも実績がものを言います。荒れた田んぼを元の田んぼに戻す。実績の中には初対面で人に信用される人間になることも含まれます。そういうことも大切なことです。でないと、どんなに高貴な思いがあっても、その第一歩が踏み出せません。先日の３回目の自然耕塾では人間代かきをやりました。水を入れて、ほどほどに土を砕いた所を十数名で歩き回る。ただそれだけです。それでも代かきになります。水が溜まるようになります。そこへたまたま地主がやってきて、</p>
<p>「何を遊んでるんだよう」</p>
<p>と笑顔で声をかけてきました。</p>
<p>私も大きな声で答えました。</p>
<p>「いやあ、遊びたいから、遊んでるんですよ。」</p>
<p>まるで返事になっていません。</p>
<p>〈おもしろいやっちゃな〉ぐらいに思われたかもしれません。</p>
<p>３年間でそれだけの関係になりました。姿を見たら必ず挨拶するようにして、なるべく無駄話をしにいくように努めてきました。そしたら、この春、ほんの３週間前ぐらいに</p>
<p>「そこも稲を植えたらいいじゃんかよう」と突然言われたのです。</p>
<p>実は３年前に借りたときは、田んぼの水を温めるための貯水池として借りていて、その地主からは「米は作らないでくれよ」と釘を刺されていたのです。しかし、地主はもうそんなこと忘れていて、せっかく借りたのに草を生やしているだけじゃもったいないと思ったのでしょう。それで先の発言となったわけです。</p>
<p>「あ、そうですか。わかりました。じゃ、稲を植えます！」</p>
<p>こうして、冬期湛水できる不耕起の田んぼがまた一枚増えることになりました。</p>
<p>水辺の生き物たちが拍手してくれたことでしょう。</p>
<p>よい人間関係作りのコツを教えるのも自然耕塾の大切な指導項目の一つだと思っています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>小川　誠</p>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
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		<title>TPP-　新しいタイプの不平等条約</title>
		<link>http://daikazoku.net/news/859/</link>
		<comments>http://daikazoku.net/news/859/#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 26 Apr 2012 04:13:46 +0000</pubDate>
		<dc:creator>ogawa</dc:creator>
				<category><![CDATA[大家族ニュース]]></category>
		<category><![CDATA[雑記]]></category>

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		<description><![CDATA[小川　誠 &#160; 菅内閣が突然言い出した環太平洋経済連携協定（ＴＰＰ）についてはもっぱら農業団体が反対の表明を行い、産業界が賛成の意向を示し、医療分野からも反対の声が少しずつ聞こえてきますが、国民的な議論はなされな [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>小川　誠</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>菅内閣が突然言い出した環太平洋経済連携協定（ＴＰＰ）についてはもっぱら農業団体が反対の表明を行い、産業界が賛成の意向を示し、医療分野からも反対の声が少しずつ聞こえてきますが、国民的な議論はなされないまま、そしてまた政府は事前協議の内容を公表しないまま、ずるずると参加へ向けて物事が進んでいるようです。</p>
<p>農業を営む者として、当然のことながらＴＰＰには大きな関心を抱いていますが、賛成、反対の意思表示はしてきませんでした。しかし、日本の将来に重大な影響を与える可能性の高いＴＰＰについて、明確な意思表示をしておくことは国民の義務であると考えるようになったので、ここにその意思表示を行います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><strong>私はＴＰＰ参加に断固反対します。</strong><strong></strong></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>以下にその理由を申し述べたいと思います。</p>
<p>１．民主党のマニフェスト（選挙公約）にない重大案件であるＴＰＰについては、全く十分な議論も丁寧な国民への説明もありません。そして、党内においてすら意見の一致を見ないまま、密室政治で政府が参加を決定しそうな形勢ですが、そのようなやり方は民主主義の根幹を揺るがし、明らかに国民を裏切る行為です。断じて認めるわけにはいきません。民主党は消費税増税でも重大な裏切り行為を行っていますし、原発の再稼働についても、大多数の国民の気持ちを無視して、経済優先で押し切ろうとしています。沖縄の嘉手納基地返還や八ツ場ダム建設中止の不実行など、重大な公約違反を繰り返す民主党政権はもはや政権担当の正当性を失った存在です。国民は民主党に強い怒りを感じ、大失望し、気持ちはすでにそこにはありません。政府は即刻ＴＰＰ論議を白紙撤回して、ゼロからやり直すべきです。</p>
<p>２．ＴＰＰは関税の完全撤廃を目指し、非関税障壁の撤廃にも大きく踏み込んで、貿易における、いまだかつてなかったほど格段に自由度の高い、一大自由貿易圏を作り上げることを目指しています。しかし、内実はアメリカが提唱しているグローバリズム（マネー資本主義経済における新自由主義）の押し付けに近いものです。グローバリズムは既に世界各地で経済格差を生み、自然環境を破壊し、民族固有の伝統や文化を破壊し、人間の絆を断ち切ってきました。そして、それによって利するのは巨大多国籍企業や大投資家や巨大金融業、そして、それと癒着した一部の政治家や官僚などだけです。「たった１％の人間の利益のために、９９％の市民が犠牲になるのがグローバリズムだ」とも言われています。</p>
<p>３．グローバリズムが標的とするのは各国にある非関税障壁です。TPPはそのために相手国の法律まで変えさせて、アメリカが事実上の内政干渉権まで手に入れようとする、魂胆のある政治的な協定です。問題は、その非関税障壁と呼ばれるものの多くは相手国の固有の事情による必要な政策であったり、あるいは伝統的な価値観や伝統文化などと密接に繋がっている商慣習や社会通念などであったりするわけです。それらがアメリカの主張する均一的、画一的な自由経済ルールに反すると言うだけで、さらに言えば、彼らにとって都合が悪いというだけで国家間の裁判になり、裁判に負ければ、廃止・除去・変更を余儀なくされてしまうのです。これでは国家の独立が著しく脅かされて、日本が日本でなくなり、日本人が日本人でいられなくなってしまいます。そこがＴＰＰ政治協定の毒薬的な部分です。その毒薬をそれと知らずに一度飲んでしまったら,その毒はずっと体内を回り続けて、次第に私たちの体内組織を蝕んでいくことでしょう。訴訟大国アメリカはよりにもよって世界最強の訴訟ノウハウでそのような非関税障壁や各国政府の行う施策・政策に難癖をつけて訴訟に持ち込み、莫大な賠償金を勝ち取ることすら計算に入れているのです。</p>
<p>４．TPPは新しいタイプの侵略戦争です。高度に知的で、グローバリズムと言う経済の論理を武器にして攻め込む侵略戦争です。そこには自由でオープンな国民的な議論はなく、各国の権力者集団同士の利害のすり合わせがあるだけで、自国を守り、国民を守る国家という観念が大きく欠落しています。イデオロギーの下に国家の主権を自ら放棄するのがTPPの重大な問題の一つです。経済の衣を纏っているので、誰が本当の敵なのか見えないところがTPPの空恐ろしいところです。</p>
<p>５．TPP交渉は秘密交渉です。アメリカにおいてすら、国会議員はその交渉内容を知らされていません。その一方で、巨大多国籍企業には情報が提供されているという、不公平な扱いがなされています。交渉の一部始終は、協定締結後も４年間は一切広報しない約束になっていて、秘密保持を徹底させています。これだけ重要な広域経済協定が秘密裏に進められていることから判断して、そこには推進者の隠された陰謀や政治的意図があると推測しないわけにはいきません。要するに、ＴＰＰは経済協定ではなく、幕末に徳川幕府が欧米列強との間に不平等条約を結ばされましたが、そのような不平等条約に等しい協定です。参加国の１％の人間の利益のために９９％の人間がどうなろうとかまわない仕組みを作るという意味での不平等条約なのです。それを９９％の連中に気づかれないうちに早期締結するために、全交渉過程は秘密裏に進められているのではないでしょうか。</p>
<p>６．明治政府は当時の不平等条約の解消のために非常に苦労し、４０年もかけて日露戦争に勝利してやっと完全に不平等を解消できたという歴史があります。そのことを想起して、その教訓に学ぶならば、ＴＰＰと言う不平等条約には断じて参加してはならないことは明々白々です。当時と違うのは、民主党政府がそれと承知の上で進んで不利な立場に貶められる条約を締結しようとしている点です。こういう行為は個人なら売国奴と呼ばれるわけですが、政府が行う行為ですから、傀儡と呼ぶべきでしょう。民主党政府はいつの間にかアメリカの傀儡政権に堕落したのは間違いありません。日本国民は野田内閣を即刻解散させねば、国家100年の計を誤ることになります。私たちは非常に重大な歴史的選択の岐路に立たされているのです。一人一人が立ちあがって、明確な意思表示をすべき時が到来しています。</p>
<p>７．農業に関して言えば、ＴＰＰに参加すると、世間で騒がれているように、日本の農業は壊滅的な打撃を受けることになるだろうと思います。主要穀物で言えば、すでに小麦も大豆も（あるいは飼料用トウモロコシも）日本の自給率はそれぞれ１５％、５％と非常に低くなっています。それに加えて、日本人の主食である米が自由化されると、圧倒的に安く、しかも国産米と同じくらいおいしいカリフォルニア米に市場は席巻されて、日本の稲作はひとたまりもなく吹き飛んでしまうだろうと思います。アメリカの巨大農業団体は意図的にそれを仕掛ける可能性があります。その結果、国破れて、山河も荒廃する事態が現出することになります。それ自体も大問題ですが、もっと大きな問題はその後です。経営の破たんした日本の農家は高齢のため多くは離農し、また多くはアメリカの巨大穀物会社や種子ビジネス企業などに身売りすることになるでしょう。日本人の食糧を日本人が生産できない事態、つまり農業主権が奪われる事態も想定されます。さらには、日本は食糧の首根っこをアメリカに握られることになるので、事あるごとに脅されてアメリカの言うことを聞かざるを得なくなることでしょう。そうして属国化され、独立国家としての国体を維持することが極めて困難になることでしょう。アメリカが善人でないことは数々の歴史的事実が証明しています。</p>
<p>８．かつてフランスのドゴール大統領は「食糧の自給ができない国は独立国ではない」と言いました。正にそれが世界の常識であって、先進諸国はそれに倣って自給率100％を達成しているか、それに近づく努力をしています。それがいかに困難で時間がかかろうとも、日本もその原点に回帰するしかありません。食糧の自給は国家の防衛と同様に、国の安全保障の中心をなす柱だからです。</p>
<p>９．ただし、TPP参加によって、日本の農業にルネッサンスが起こる可能性も否定できません。仮にＴＰＰに参入した場合、その外圧によって、戦後日本を蝕んできた農協と農林族議員と農水省の癒着した利権構造も完全に破壊されてしまうので、足枷の外された、やる気のある農業経営者は大飛躍のチャンスを得る可能性もあることには言及しておかねばなりません。もつれにもつれてしまった糸のような日本の土地政策の抜本的な改革など、合理的な施策が実行される可能性が出てきます。日本農業の利権構造はそれほどまでに自浄力を失い、かつ自己解決不能に陥っているのです。</p>
<p>かつて日本の２次産業が何度となくアメリカから叩かれても立ち上がってついにはアメリカを凌いだように、独立精神の旺盛な農業者なら、創意と工夫、そして優れた技術でアメリカ産品にはない、高級農産物や独自性の高い優れた農産物を生産・加工・販売して、生き残って行く可能性は決して少なくないかもしれません。ルネッサンスの流れの中で、小回りの利く一般市民が容易に農業を手掛けられる可能性が出てくるならば、中山間地の再生など、衰退する一方の日本農業に新しい活路が開かれる可能性も出てくるものと思われます。もはや農家や農協だけに農業を任せておく時代はとうに終わっています。その限界は露呈しています。日本農業の再生と復興には市民力や企業の参入が絶対に必要であって、いかにやる気のある市民や優秀な企業を農業に参入させるか、そこに国は心血を注ぎこむべき時が来ているのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>なお、医療分野や、労働と雇用、公共団体の入札などにおいても重大な問題があるようですが</p>
<p>ここでは触れません。</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
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		<title>就農準備塾　明火土気(あかつき)　開設にむけて</title>
		<link>http://daikazoku.net/news/1028/</link>
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		<pubDate>Fri, 09 Mar 2012 13:21:37 +0000</pubDate>
		<dc:creator>acamad</dc:creator>
				<category><![CDATA[大家族ニュース]]></category>
		<category><![CDATA[就農準備塾　明火土気(あかつき)]]></category>
		<category><![CDATA[農業、始めませんか？]]></category>

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		<description><![CDATA[日本農業は大崩壊が始まっている 日本の農業は今まさに大崩壊が始まっています。絶壁に立っているのではなく、その足元から巨岩がガラガラと崩れ始めているのです。平均年齢が66歳という高齢化の中で産業全体に活力はなく、生計が立た [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><strong>日本農業は大崩壊が始まっている</strong><br />
日本の農業は今まさに大崩壊が始まっています。絶壁に立っているのではなく、その足元から巨岩がガラガラと崩れ始めているのです。平均年齢が66歳という高齢化の中で産業全体に活力はなく、生計が立たないので、後継者はほんの僅かしかなく、農地は放棄され続けて耕作放棄地はついに埼玉県の面積に匹敵する40万ヘクタールにも及び、中山間地の棚田は荒れ放題で、日本各地に限界集落が現出しています。<br />
農業のさらなる衰退は地方の崩壊を招き、国土を荒れ野と化す恐れすら否定できない事態です。<br />
一方、世界に目を向ければ、異常気象と人口増加、そして工業化による環境破壊や農地の減少で、食糧の生産は年々不安定化し、また減少が見込まれて、投機マネーの脅威にさらされて、世界規模での食糧危機の危険性が確実に高まりつつあります。穀物のバイオエタノール化の激増や新興国の急成長に伴う飼料用穀物の需要の激増も食糧危機へと一段と拍車をかける事態となりつつあります。<br />
そこへ来て、日本政府はTPP参加へ前のめりになっていて、日本の農業の命運は今や「風前の灯」となっています。</p>
<p><strong>若者就農希望者は激増している</strong><br />
その一方で強欲で強引なマネー資本主義のなりふり構わぬ行動を目の当たりにして、世界規模で進む環境大破壊に心を痛め、現代社会の様々な矛盾に直面した大都市の若者たちの間に、自然に回帰して、物質的な豊かさではなく、精神的な豊かさを求め、自然と共生し、一体化した、新しい生き方、持続可能な農業を生活の基盤とする生き方を求める若者たちが激増しています。</p>
<p><strong>現場での見合いは失敗ばかり</strong><br />
また、そのような若者たちを地方に呼び込んで農業の再生や地域の過疎化を食い止めようとして、就農支援策を掲げている自治体も全国各地で増えています。しかしながら、それにもかかわらず、都市生活に慣れきった若者たちがいきなり地方に飛び込んでも、うまく定着できる可能性は非常に少ないと言わざるを得ません。そこには様々なギャップが横たわっているからです。</p>
<p><strong>就農への3段階</strong><br />
本来あるべき就農への段階は三つあると思います。</p>
<p>【第１段階】<br />
就農の条件を正しく知るために情報を収集し、専門家に学ぶ。そして、農業体験を通して自身の適性や可能性を判断し、また満たせない条件を補う方法を見出す。</p>
<p>【第2段階】　自宅から通える所で就農の最大の要となる農業技術を習得し、農業者としての基本的な心構えを習得する。また就農を希望する自治体と具体的な支援策について話し合う。この間に販売ルートの確保や経営の見通しを立てておくことも重要である。</p>
<p>【第3段階】現地に就農し、現地での支援を受けつつ、初期の問題を一つ一つ解決して経営が成り立ち、現地の人間関係に溶け込めるように努力する。</p>
<p>このように段階を追って就農を準備していけば、成功する確率は格段に高まることでしょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><strong>先見性のある自治体と協働で就農準備を確実に</strong><br />
合資会社　大家族は先見性のある、就農者の呼び込みに熱心な自治体と協働して、大都市に住む若き就農希望者が確実に就農できるように、その準備をお手伝いしたいと願うものです。大家族の利点は次の二点にあります。</p>
<p>① 代表が元は教育実践家で、地球市民感覚を持って、既存の農業にとらわれずに、周囲の農家と対立せずに、農地を自然環境と捉え直して、　市民と直接につながって、若者たちが求める自然との共生を目指した環境再生型農業を実践していること</p>
<p>② 神奈川県相模原市という東京や横浜などから日帰りできる距離にあって、就農希望者は年間を通じて農業技術と農家になる要件について習得、体得できること</p>
<p>2013年開設を目指します。</p>
<p>就農を考えている都市の若い皆さんからのお問い合わせ、そして環境保全型・再生型の農業を推進している、就農支援に熱心な自治体のみなさんからのお問い合わせをお待ちしております。</p>
<p>平成24年2月吉日<br />
合資会社　大家族　代表社員　小川　誠</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>体験農園「やってみ田んぼ」のご案内</title>
		<link>http://daikazoku.net/news/804/</link>
		<comments>http://daikazoku.net/news/804/#comments</comments>
		<pubDate>Sat, 11 Feb 2012 08:19:19 +0000</pubDate>
		<dc:creator>ogawa</dc:creator>
				<category><![CDATA[My米を作ってみよう]]></category>
		<category><![CDATA[農業、始めませんか？]]></category>

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		<description><![CDATA[やってみ田んぼ　 （田んぼの体験農園）  「やってみ田んぼ」というのは田んぼの体験農園のことです。米作りを体験したい人のために用意しました。専業農家に田植えなどの田んぼ作業の仕方を教えてもらって、自分の担当する所を実際に [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><strong>やってみ田んぼ　</strong></p>
<p>（田んぼの体験農園）</p>
<p><strong> </strong>「やってみ田んぼ」というのは田んぼの体験農園のことです。米作りを体験したい人のために用意しました。専業農家に田植えなどの田んぼ作業の仕方を教えてもらって、自分の担当する所を実際に自分でやってみる米作り体験コースのことです。</p>
<p>米作りと聞くと、難しくて一般市民には無理だとお考えの方も多いようですが、昔は田舎では当たり前にどの家庭でもお米を作っていました。だから、難しいことはありません。</p>
<p>でも、専用の道具が必要だったり、水は地域や地区で共有するためにいろいろな決まりがあったりして、仲間入りするのが難しいという面はあるようです。なので、畑の市民農園のように簡単に収穫まで一通りの作業を体験できるというわけにはいかないのも事実です。</p>
<p>そこで、合資会社　大家族　では、米作りのプロが初心者にもやりやすいように、田んぼでの決まりや農家との接し方から始めて、毎回具体的な作業まで丁寧に指導をします。また、水の管理など、参加者には日々にはできないところはすべてスタッフが責任を持って行います。そうして、参加者が楽しく米作り体験ができるように、収穫まで漕ぎ着けられるようにお手伝いするのが<strong>やってみ田んぼ。</strong></p>
<p>さあ、田んぼだからと言って尻込みしないで、<strong> やってみ！　田んぼ。</strong></p>
<p><strong>詳しくは以下の案内をご覧ください。</strong></p>
<p><a href="http://daikazoku.net/wp/wp-content/uploads/2012/02/try_tanbo_annai.pdf">● やってみ田んぼのご案内 (PDF 396K)</a></p>
<p><a href="http://daikazoku.net/wp/wp-content/uploads/2012/02/try_tanbo_mousikomi.pdf">● やってみ田んぼ 申込み書(PDF 74K)</a></p>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>2012年度(第3回)いのちいきいき栽培研修会のご案内</title>
		<link>http://daikazoku.net/news/797/</link>
		<comments>http://daikazoku.net/news/797/#comments</comments>
		<pubDate>Fri, 10 Feb 2012 10:52:39 +0000</pubDate>
		<dc:creator>acamad</dc:creator>
				<category><![CDATA[畑の栽培研修会]]></category>
		<category><![CDATA[農業、始めませんか？]]></category>

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		<description><![CDATA[今年で3回目となります、いのちいきいき栽培研修会のご案内をいたします。 どうぞ、奮ってご参加ください。→お申し込み・詳細はこちらからどうぞ！ [募集概要] ■日程 ２０１２年３月より１１月まで全８回。原則として全回参加を [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>今年で3回目となります、いのちいきいき栽培研修会のご案内をいたします。<br />
どうぞ、奮ってご参加ください。<a href="http://daikazoku.net/training/" title="いのちいきいき栽培研修会"><strong>→お申し込み・詳細はこちらからどうぞ！</strong></a></p>
<p><strong>[募集概要]</strong><br />
■日程<br />
２０１２年３月より１１月まで全８回。原則として全回参加を前提とします。<br />
※ 人数に空きがあれば、途中からでも参加可能で、単発参加も受け入れます。希望者はお問い合わせください。</p>
<p>■時間<br />
初回～３回は　　９：００～１５：３０　<br />
4回目以降　　　９：００〜１２：３０＋昼食を一緒にして解散<br />
※詳しくは作業日程表をご参照ください。</p>
<p>■募集人数<br />
１５名（高校生以上なら、どなたでもご参加いただけます）</p>
<p>■研修地<br />
相模原市大島：JR橋本駅よりバス９分＋徒歩１０分（募集要項詳細参照）</p>
<p>■費用<br />
全８回で24,000円/回　毎回野菜の土産付き<br />
単発：午前のみの研修のとき：　一人3,000円（野菜なし）<br />
単発：終日（午後3時半）の研修のとき：　4,000円（野菜なし）</p>
<p>■研修内容<br />
①無農薬、無化学肥料で、草や虫を敵とせず、また耕作機械は最小限の使用に抑えて、生き物との共生を目指した野菜の育て方を学びます<br />
②どちらも自然農法ですが、耕さない自然農の畑と耕す畑と、２枚の異なる畑での栽培を通して、作物の育ち方や生物多様性がそれぞれどのように違うかを学びます<br />
③どのようにすれば、循環型農業が実現できるか、地域全体の望ましい『畑環境』が再生できるか考えます</p>
<p>■栽培野菜（予定）<br />
大根、小松菜、ほうれん草、ブロッコリー<br />
キャベツ、春菊、絹さや、スナックえんどう、枝豆<br />
玉ねぎ、レタス、じゃがいも、さつま芋、里芋、きゅうり<br />
とうもろこし、なす、すいか、トマト、ミニトマト、ピーマン<br />
かぼちゃ、オクラ、水菜、、チンゲンサイ、白菜 など</p>
<p><a href="http://daikazoku.net/training/" title="いのちいきいき栽培研修会"><strong>→お申し込み・詳細はこちらからどうぞ！</strong></a></p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>2012年度(第2回) 自然耕塾＠相模原　募集案内</title>
		<link>http://daikazoku.net/news/753/</link>
		<comments>http://daikazoku.net/news/753/#comments</comments>
		<pubDate>Sun, 08 Jan 2012 21:59:09 +0000</pubDate>
		<dc:creator>ogawa</dc:creator>
				<category><![CDATA[田んぼの自然耕塾]]></category>
		<category><![CDATA[農業、始めませんか？]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://daikazoku.net/?p=753</guid>
		<description><![CDATA[   生き物いっぱいの「耕さない田んぼ」の米作りを一緒に学びませんか。 田んぼを耕さなくして、稲を刈った後の藁を田んぼに戻して、冬の間も水を張る（＝冬期湛水）と、生き物がたくさん湧いてきて、たくさん戻ってきて、田んぼは生 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a rel="attachment wp-att-756" href="http://daikazoku.net/news/753/%e7%94%9f%e3%81%8d%e7%89%a9%e8%aa%bf%e6%9f%bb-4/"><img class="aligncenter size-full wp-image-756" src="http://daikazoku.net/wp/wp-content/uploads/2012/01/cb83992d7bad7f41e401214e7226fd3e2.jpg" alt="" width="375" height="414" /></a> </p>
<p> <strong>生き物いっぱいの「耕さない田んぼ」の米作りを一緒に学びませんか。</strong></p>
<p>田んぼを耕さなくして、稲を刈った後の藁を田んぼに戻して、冬の間も水を張る（＝冬期湛水）と、生き物がたくさん湧いてきて、たくさん戻ってきて、田んぼは生き物の命の循環（＝食物連鎖）の中で生命力のある美味しいお米が作れるようになります。そして、肥料は年々少なくてすむようになると言われています。いわゆる生物資源型稲作です。もちろん農薬や化学肥料は一切使いません。</p>
<p>耕さない田んぼではトラクターも不要ですから、燃料が大幅に節約できるだけでなく、排出ガスによる大気汚染も大幅に抑えることができます。さらには、耕した田んぼから発生するメタンガスは二酸化炭素よりも25倍もの温室効果があると言われていますが、その発生量も慣行農法の十数分の一まで減らすことが出来ます。</p>
<p>耕さない田んぼの米作り、すなわち不耕起移植栽培は、千葉県香取市に住む岩澤信夫先生が今から20数年前に提唱された農法ですが、その後の技術的な進歩と、とりわけ冬期湛水と組み合わせることで一石数鳥の利点がある、環境再生型稲作として注目を浴びています。</p>
<p>〇相模原自然耕塾では、千葉県香取市で2002年から開催されている自然耕塾で岩澤信夫先生直々に学んだ第二期卒塾生が、その後農家となっていて、講師を務めます。</p>
<p>〇講義会場は都心や横浜から1時間から1時間半ぐらいで来られる、交通の便のいいところです。</p>
<p>〇実習をする田んぼは長く耕作放棄されていた田んぼ地帯を３年前に復活したばかりで、田んぼ環境としてはほぼゼロ地点にありました。それが、不耕起移植栽培＋冬季湛水によって、昨年神奈川県の絶滅危惧種IB類に属すホトケドジョウが復活しました。今後どのような生き物が戻ってくるか、大変興味が湧きます。</p>
<p>〇講義を半分、実習を半分とすることで、単に理論を学ぶだけでなく、その実際の現場作業を見たり体験したりして、理解を深めると同時に現場での応用の仕方も学びます。</p>
<p>〇講義や現場では、在来の耕す田んぼの長所や短所とも比較しながら学ぶなど、米作りの多様なケースについて幅広く理解できるようにしたいと思います。</p>
<p>〇将来農家になりたい人のために、農家のなるための基本的な条件についても学びます。</p>
<p>どうぞ、この興味の尽きない「耕さない田んぼ」の米作りを学びに来てください。一緒に楽しくやりましょう。</p>
<p><a href='http://daikazoku.net/wp/wp-content/uploads/2012/01/boshu2012.doc'>●2012年版募集要項(word)</a><br />
<a href='http://daikazoku.net/wp/wp-content/uploads/2012/01/schedule2012.doc'>●2012年版スケジュール(word)</a><br />
<a href='http://daikazoku.net/wp/wp-content/uploads/2012/01/moushikomi2012.doc'>●2012年版申込書(word)</a></p>
<p>相模原自然耕塾参加費</p>
<table border="1" cellspacing="0" cellpadding="0">
<tbody>
<tr>
<td width="105" valign="top">塾入会金</td>
<td width="537" valign="top">2,000円（普及会会員は無料、有効期間１年間）</td>
</tr>
<tr>
<td width="105" valign="top">年会費</td>
<td width="537" valign="top">
一般塾生　78,000円　　年間・修了証授与<br />
同伴受講　18,000円　　年間・同居夫婦親子<br />
同伴スポット　3,000円　　１日当り・同居夫婦親子</br><br />
会員塾生　58,000円　年間・修了証授与<br />
同伴受講　18,000円　年間・同居夫婦親子<br />
同伴スポット　3,000円　１日当り・同居夫婦親子</br><br />
スポット参加　6,500円　1日当り・入会金別途</p>
<p>(注１)年間受講生で修了した方には玄米30kgが配給されます。<br />
(注２)受講料には教科書や資料代金は含まれていません。</td>
</tr>
<tr>
<td width="105" valign="top">募集人数</td>
<td width="537" valign="top">２０名</td>
</tr>
<tr>
<td width="105" valign="top">開講期間</td>
<td width="537" valign="top">2011年2月~11月</td>
</tr>
<tr>
<td width="105" valign="top">講義会場</td>
<td width="537" valign="top">五色塾（〒252-0232　神奈川県相模原市中央区矢部2-21-17）電話：042-757-7163</td>
</tr>
<tr>
<td width="105" valign="top">実習田</td>
<td width="537" valign="top">神奈川県相模原市中央区塩田の田んぼ</td>
</tr>
<tr>
<td width="105" valign="top">主催</td>
<td width="537" valign="top">合資会社　大家族　（住所は五色塾に同じ）</td>
</tr>
<tr>
<td width="105" valign="top">協賛</td>
<td width="537" valign="top">日本不耕起栽培普及会（千葉県香取郡神崎町郡４６４－２）</td>
</tr>
<tr>
<td width="105" valign="top">お問い合わせ</td>
<td width="537" valign="top">合資会社　大家族　担当　小川　誠　（電話：携帯090－93418229）</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<p> </p>
<p>1．申込み手順については、「第2回自然耕塾＠相模原の募集要項」に記載の＜塾申込手順について＞を参照してください。</p>
<p>2．自然耕塾開催日の集合場所となる五色塾までの交通費は各自の負担となります。</p>
<p>3．募集は申込み順に従い定員になり次第、締め切られますので、予めご了承ください。</p>
<p>4．スポット参加は、受講日2週間前までにお申し込みください。</p>
<p>5．年間受講は途中からでも入塾可能ですので、遠慮なくお問い合わせ下さい。</p>
<p>6．テキストとして『不耕起でよみがえる』（岩澤信夫著、創森社、\2,200(税別)）を使います。</p>
<p>また、参考テキストとして『週末の手植え稲つくり』（横田不二子著、農文協、\1,500(税別)を推奨しています。テキストおよび参考テキストは事前に購入し、何度か読み返す等で記載内容を把握するように努めてください。</p>
<p>講師紹介</p>
<table cellspacing="0" cellpadding="0" width="100%">
<tbody>
<tr>
<td>
<div>
<p>小川　誠（58歳）神奈川県相模原市に生まれる。上智大学外国語学部ドイツ語科卒業。1998年不登校生の自立支援をする農業寄宿生活塾五色塾を設立。2003年自然耕塾塾生となり、不耕起栽培を始める。200６年NPO法人畑と田んぼ環境再生会を設立し、初代理事長。2007年農家資格を得る。2009年食糧危機を乗り越えるために市民と協同で合資会社　大家族を設立し、現在代表社員。30家族100人の食を賄うことを目標に、耕作放棄田の再生と同時に生物多様性のある田んぼ環境の再生に取り組む。</p>
</div>
</td>
</tr>
</tbody>
</table>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>いのちいきいき栽培研修会　第7回報告</title>
		<link>http://daikazoku.net/news/737/</link>
		<comments>http://daikazoku.net/news/737/#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 20 Oct 2011 03:27:07 +0000</pubDate>
		<dc:creator>ogawa</dc:creator>
				<category><![CDATA[栽培研修会ノート]]></category>

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		<description><![CDATA[今年最後の研修会は10月中旬だというのにうだるような暑さの中で開かれました。参加者のみなさんはかなり大変だったのではないかと思います。お疲れ様でした。 稔りの秋と言えば、黄金色の田んぼの稲、イガから顔をのぞかせた栗、そし [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a rel="attachment wp-att-743" href="http://daikazoku.net/news/737/sh381955-3/"><img class="aligncenter size-full wp-image-743" src="http://daikazoku.net/wp/wp-content/uploads/2011/10/PAP_0001_edited2.jpg" alt="" width="250" height="339" /></a></p>
<p>今年最後の研修会は10月中旬だというのにうだるような暑さの中で開かれました。参加者のみなさんはかなり大変だったのではないかと思います。お疲れ様でした。</p>
<p>稔りの秋と言えば、黄金色の田んぼの稲、イガから顔をのぞかせた栗、そして畑ではなんと言ってもさつま芋の収穫が、すぐ脳裏に浮かびます。</p>
<p>それで、10月は必ずさつまいもの収穫をやっています。これはもう10数年間続けていますが、何回やっても飽きません。しかし、暑さなの中で参加者のみなさんは口数少なめに作業をされていたので、よほど大変だったのだと思います。でも、お土産に一番大きいお芋を持っていっていただいたので、たぶん今頃ご自宅でホクホクのお芋をほうばって、</p>
<p>「秋はこれに限るなあ！」</p>
<p>なんて、ほくほくほっぺで、ほくそえんでいるかもしれませんね。</p>
<p>さて、今回の畑の観察で、面白かったのは、自然農のかぼちゃです。</p>
<p>前回草にまぎれた中を、みんなでかぼちゃ探しをやったところなんと36個ものかぼちゃを見つけることが出来ました。これは豊作です。みなさん、「こんな草ぼうぼうじゃ、ろくになっていないだろう」なんと邪推しているんじゃないかと思って、（こりゃ失礼！）、敢えてそのような作業をやったのです。これで自然農でかぼちゃが立派に育つことが証明できたと思っています。</p>
<p>そのかぼちゃ君たちが、1ヶ月経った今でも相変わらず元気なのです。あちこちでまた小さな実を付け始めています。普通、かぼちゃは早い人なら8月中に片付けてしまい、たいていは9月中旬までには枯れてしまいます。それが、1ヶ月遅くてもまだ元気なのはなぜなのか。</p>
<p>謎掛けをしたら、参加者から</p>
<p>「土の温度が温かいからですか？」</p>
<p>いい感してますね。春から学び続けてきて、自然農の畑の自然の捉え方が徐々に出来上がってきたのが分かります。そうなんです。耕した畑より土が温かいのです。そして、適度の湿り気がつねにあることも大切な要素です。まるで森の落ち葉の下の腐葉土のように。</p>
<p>さらに言えば、つるを張っていく先々で根を出してそこから栄養分を吸収できる性質も一躍買っています。そして、四つ目は自然農の畑の土のほうが耕した畑より生命力があるので、大地に張り付くかぼちゃもたくさん元気をもらうのだと思います。</p>
<p>以上でもう四つの理由が見つかりました。そして、今回の気づきは、かぼちゃと共存かどうかわかりませんが、一緒に生えている雑草（ひめしば）が意外と大事な働きをしていることがわかりました。何だと思いますか。</p>
<p>ヒントは、写真を見てください。草がもう穂を出していることと関係があります。答えが分かった人は、ぜひ投稿して下さい。それにお答えしたいと思います。</p>
<p>このように、自然農の畑は草地の自然環境となっているので、毎年様々な現象が見られて、そのたびに野菜の隠れた才能（？）や、畑の不思議な力や、自然の妙について気付かされることが多いです。本当に興味が尽きません。</p>
<p>ところで、11月20日（日）におまけでもう一回研修をすることにしました。まだ秋冬野菜のことや冬の準備のことで、お伝えしたいことがあるからです。もしこのブログを読まれて関心を持たれた方はどうぞご連絡ください。参加費は無料です。</p>
<p>小川　誠</p>
]]></content:encoded>
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		<slash:comments>2</slash:comments>
		</item>
		<item>
		<title>2012年度の農業研修生の募集</title>
		<link>http://daikazoku.net/news/726/</link>
		<comments>http://daikazoku.net/news/726/#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 18 Oct 2011 21:05:41 +0000</pubDate>
		<dc:creator>ogawa</dc:creator>
				<category><![CDATA[農業、始めませんか？]]></category>
		<category><![CDATA[農業研修生 募集(就農支援）]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://daikazoku.net/?p=726</guid>
		<description><![CDATA[農業研修生の募集 2012度の研修生の募集を始めます。 農家の助手をしながら、現場中心に「生き物との共生」を目指した、無農薬・無化学肥料栽培の米作りと野菜作りについて学びます。 研修内容は以下の通りです。 １．研修期間： [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>農業研修生の募集</p>
<p>2012度の研修生の募集を始めます。</p>
<p>農家の助手をしながら、現場中心に「生き物との共生」を目指した、無農薬・無化学肥料栽培の米作りと野菜作りについて学びます。<br />
研修内容は以下の通りです。</p>
<p><strong>１．研修期間：　2011年2月1日～12月25日</strong></p>
<p><strong>２．研修日と休日</strong>　</p>
<p>○研修日<br />
週5日<br />
通常は　午前８時～午後5時　昼休み1時間、休憩　2回　15～20分<br />
※ただし、６月～9月中旬までは　朝５時半開始、12時終了　（時々　午後4時～6時）</p>
<p>○休日<br />
週休2日（木曜日と日曜日）<br />
祝祭日：　２月、３月、１１月は休み。４月～９月は原則として研修を行います。<br />
※ただし、ゴールデンウィーク　に　４日連続で休み<br />
夏休み　８月中旬に１０日間</p>
<p><strong>３．研修レポートの提出：</strong></p>
<p>○前期　8月末　ワープロA4　８００字　４枚以内<br />
○後期　１２月末　　　同上</p>
<p>レポート提出者にはいのちいきいき米　玄米６０ｋｇを配給します。</p>
<p><strong>４．研修手当て</strong>　　月　５０，０００円【税込み】</p>
<p>別途、交通費を支給<br />
毎月　いのちいきいき米　玄米５kgを配給（通勤の場合）</p>
<p><strong>５．応募条件</strong></p>
<p>①　年齢：２０歳～３５歳までの若者<br />
②　自宅から現場（相模原市内の田んぼや畑）まで１時間以内で通えること<br />
③　自動車免許【マニュアル】を取得していること<br />
④　将来農家になる意志のある者<br />
⑤　体力にある程度の自信があって、研修を完遂する意志のある者</p>
<p><strong>６．募集人員：</strong>　１～２名</p>
<p><strong>７．応募方法</strong></p>
<p>履歴書と簡単な志望の動機をまとめて、大家族までお送りください。</p>
<p><strong>８．申込期間</strong>　２０１１年１０月２０日～１１月末日</p>
<p><strong>９．その他</strong></p>
<p>研修は双方話し合いの上、２年続けることが可能です。<br />
その後は、大家族で採用する可能性もあります。全国の環境保全型農業を営む農家も紹介して、就農を支援します。</p>
<p>農水省の『農の雇用事業』がある場合は、双方協議の上、申請する可能性があります。</p>
]]></content:encoded>
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		<slash:comments>0</slash:comments>
		</item>
		<item>
		<title>自然耕塾　第10回報告　</title>
		<link>http://daikazoku.net/news/708/</link>
		<comments>http://daikazoku.net/news/708/#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 12 Oct 2011 22:00:06 +0000</pubDate>
		<dc:creator>ogawa</dc:creator>
				<category><![CDATA[栽培研修会ノート]]></category>
		<category><![CDATA[生きものと共に]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://daikazoku.net/?p=708</guid>
		<description><![CDATA[早いもので2月に開始した自然耕塾＠相模原も今回で正確には12回目で、最終回となりました。　 塾生のみなさんは大変熱心で、出席率も高く、全員が修了書をもらえることになりました。 まずは塾生のみなさん、おめでとうございます。 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img class="alignnone size-medium wp-image-709" src="http://daikazoku.net/wp/wp-content/uploads/2011/10/PAP_0003_edited-243x300.jpg" alt="" width="243" height="300" /></p>
<p>早いもので2月に開始した自然耕塾＠相模原も今回で正確には12回目で、最終回となりました。　</p>
<p>塾生のみなさんは大変熱心で、出席率も高く、全員が修了書をもらえることになりました。</p>
<p>まずは塾生のみなさん、おめでとうございます。</p>
<p>一年間大変お疲れ様でした。</p>
<p>また、スポット参加された方もそのまま継続された方が何人かいらっしゃいました。できれば、ぜひ来年も継続されて、「耕さない田んぼ」の米作りについび続けていただけると、嬉しいですね。</p>
<p>最終回は、わずかな時間でしたが、脱穀機を使った脱穀を実演しました。今の機械は非常に高性能で、一反の田んぼでも1時間半かそこらで完了してしまうほど早いです。そうして、袋詰めされたお米がずっしりと手ごたえ十分に「私のものとなる」。一年間の苦労の重みがそこに重なります。この収穫の醍醐味は、格別で、お米以外では味わえない迫力があります。何年やってもいものです。</p>
<p>今年は、5人の方が「やっても田んぼ」で実際の米作りにも並行して挑戦されました。その方たちはきっと生まれて初めてそれを実感されることでしょう。</p>
<p>脱穀実演の後は、脱穀したあとの藁を田んぼに返す作業を行いました。（写真参照）</p>
<p>藁は田んぼ一面にぴっしりと敷き詰めることが出来るほどたんさんあることがわかります。つまり、今年田んぼ自らががそれだけ多くの藁を生産したのです。それが、田んぼの命の循環の基点になります。</p>
<p>ここが重要なところです。私たちのやり方では、藁は肥料ではなくて、田んぼの生き物たちの食糧となるのです。あるいは、住処となるのです。だから、藁は田んぼから持ち出してはいけないわけです。そのような命の場を提供し、生き物たちに藁と言う食糧を提供することで、また来年の今頃にはお返しにどっさりとお米と言う食糧を「分けていただく」。生き物と共生する米作りでは、これくらいの考え方の転換を図る必要があると思います。</p>
<p>このことを塾生の皆さんにその場では言わなかったかもしれませんが、きっと研修会のどこかで一度ならずお伝えしていると思います。</p>
<p>ところで、午後の講義では農家になる条件についてお話させていただきました。矛盾に満ち、大崩壊の始まっている日本の米作り、そして日本の農業をどうやって立て直すのか。私は市民が農業の現場にどんどん入っていくしか日本の農業を救う方法はないと確信しています。そのために持っているノウハウは全て提供したいと思っています。</p>
<p>塾生のみなさんが今年学ばれた知識を是来年は現場で生かしていただき、まずは「自分の食糧は自分で作る」ことを達成し、できれば友人や知人の分まで作れるようになっていただきたいと思います。</p>
<p>嬉しいことに、塾生のお一人は来年能登で就農し、お二人は小豆島で就農する話が進んでいます。そして、お一人は来年私の所で研修生として学び続けることにとなりました。</p>
<p>市民が就農できるように、私もできるかぎりの支援を惜しまないつもりです。</p>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>http://daikazoku.net/news/708/feed/</wfw:commentRss>
		<slash:comments>0</slash:comments>
		</item>
		<item>
		<title>自然耕塾＠相模原　第8回報告</title>
		<link>http://daikazoku.net/news/705/</link>
		<comments>http://daikazoku.net/news/705/#comments</comments>
		<pubDate>Sun, 04 Sep 2011 21:19:51 +0000</pubDate>
		<dc:creator>ogawa</dc:creator>
				<category><![CDATA[栽培研修会ノート]]></category>
		<category><![CDATA[雑記]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://daikazoku.net/?p=705</guid>
		<description><![CDATA[お盆が開けると、秋の気配が感じられるようになるものですが、猛暑を恐れるようになった現代日本人は、ある意味で、季節という、こよなくいとおしい連れ合いを失った亡夫のような存在です。それだけでなく、自然から次第に疎まれる嫌われ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>お盆が開けると、秋の気配が感じられるようになるものですが、猛暑を恐れるようになった現代日本人は、ある意味で、季節という、こよなくいとおしい連れ合いを失った亡夫のような存在です。それだけでなく、自然から次第に疎まれる嫌われ者に成り下がってしまったのかもしれません。</p>
<p>私は「地獄の釜も開く」というお盆が大好きで、「だからお盆の頃は焦熱地獄のように暑いんだ」と、それは我が家のような、罪深き家系でもちゃんとご先祖様が帰って来られている証なんだと、お盆のころの炎熱に意味を見出している人間です。</p>
<p>「お父さん、毎年同じ事を言っているよ。」と娘たち。同じでいいんです。同じで。</p>
<p>今回は、そんな暑さ冷めやらぬ頃の塾開催でした。</p>
<p>さて、猛暑を避けたいのは都市住民だけではなくて、今では米作り農家も同じようです。記録的猛暑のせいで、去年のお米の品質は過去10年間で最悪で、一等米比率は６０％代にまで落ち込んでしまいました。米どころ新潟ですら、２０％代になったのには私もびっくりしました。</p>
<p>「なにかおかしい」と直感的に感じるものがありました。</p>
<p>「地獄の釜も開く」お盆のころの天気は、人間だけでなく稲も知っているはずだからです。そもそも熱帯生まれの稲が真夏の暑さを嫌うわけがなく、また暑さに負けるというのも、素人考えではありえないことではないかと思います。</p>
<p>この辺のギャップは、一体どこにあるのか。</p>
<p>今回の講義のテーマは、最終的にその答えを見つける旅でした。</p>
<p>一つは、もちろん稲の育て方にあります。それが自然耕塾の最大のテーマです。そして、もう一つは、お米はどういう状態でお米という商品になるのかというテーマなのです。</p>
<p>高度流通社会という言葉があるかないか知りませんが、お米は実はそういう社会の住人です。農家の生産品ではありません。ですから、その社会が定めた基準に従って、田んぼと言う屋外生産工場で規格に従って製造され、流通規格に則って、見てくれと産地と言う銘柄で値決めされて、大規模に、大量に地方から大都市へ季節を問わず、昼夜を問わずどんどん流される「大物流商品」です。</p>
<p>それは、自給自足生活で、手で稲を刈って、はざに掛けて、よく乾いところで脱穀して、籾で貯蔵し、食べる分だけ籾をどけたら、「今年のお米だよ」となるのとは似ても似つかない代物です。</p>
<p>高度流通社会にあっては、稲の実は、屋外工場で、コンバインで刈り取られ、刈り取り作業の最中にその機械の中で籾摺りされて、玄米となり、その日のうちに乾燥機にかけられて、注文があれば、そのすぐ後で、大きさを整え、混ざっている石を抜き、色つき米や不ぞろいの粒を除去するために、巨大機械装置の中を通り抜け、そうしてやっと精米され、最後にきれいな化粧袋に詰められて、「お米」になるのです。</p>
<p>その一連の課程には大量の石油や電力が使われています。</p>
<p>「ああ、やれやれ。なんてめんどくさいんだ。あちこち通り抜けて、もうすっかり疲れたよ。仲間もずいぶんいなくなっちまって、ずいぶん遠くまで来ちまって、さびしいよ。」スーパーに並んでいるお米の一粒一粒は、きっとそんな思いでいるのではないでしょうか。</p>
<p>今回は、そういった、商品化への長～い、長～い、道のりについて、そのさわりに触れました。</p>
<p>で、あなたのお米は？　ですって。</p>
<p>顔と顔の見える関係や、信頼しあえる人間関係があると、それは別の道を、もう少し単純で、そんなにお米が疲れなくてすむ道を辿るのです。さきほどの、自給自足生活のお米と、ちょうど中間ぐらいのところで。丹精込めた心が感じられ、どことなくほんのりと土の香りのするあたりで。</p>
<p>自然耕塾を卒業した塾生は、ぜひそのような農家になっていただきたいと願っています。</p>
<p>小川　誠</p>
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		<title>いのちいきいき栽培研修会　第4回報告</title>
		<link>http://daikazoku.net/news/694/</link>
		<comments>http://daikazoku.net/news/694/#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 18 Jul 2011 02:56:42 +0000</pubDate>
		<dc:creator>ogawa</dc:creator>
				<category><![CDATA[栽培研修会ノート]]></category>

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		<description><![CDATA[曇れば蒸し暑くて大変だし、晴れれば直射日光がきついし、 どうにも厳しい暑さを逃れられないのが畑です。 でも、田んぼと違っていいのは、食べるものがあることです。 第2回研修会で種蒔きしたとうもろこしはタイミングよく今が食べ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>曇れば蒸し暑くて大変だし、晴れれば直射日光がきついし、</p>
<p>どうにも厳しい暑さを逃れられないのが畑です。</p>
<p>でも、田んぼと違っていいのは、食べるものがあることです。</p>
<p>第2回研修会で種蒔きしたとうもろこしはタイミングよく今が食べどき。</p>
<p>なので、その場でもいで、参加者全員でかぶりつきました。今年は</p>
<p>新しい微生物資材を使って作った堆肥がとうもろこしの色艶そして味を高めたように思います。</p>
<p>その味は、釣り立ての海の魚と同じで、その場でしか味わうことの出来ない格別な味がします。</p>
<p>すると、何も言わなくても「このお日様のお蔭でこんなに美味しいとうもろこしが出来たんだ」と理屈ぬきに理解できます。</p>
<p>そしたら、暑さも少しは我慢できるというもの！　じゃないでしょうか？</p>
<p>自然農のきゅうりもまた格別で、かむと「ぽきっ」となんとも心地よく割れる音がします。スーパーのキュウリでは決して起きない現象です。</p>
<p>そして、第1回研修で種を植えたじゃがいもも、今はもうすっかり枯れてしまっていますが、掘るとざくざく出てくる、出てくる。</p>
<p>土は乾燥してたまらなく暑いのですが、掘り出す楽しさ、喜びで</p>
<p>みなさん夢中になっていました。</p>
<p>畑はこういう楽しみがあっていいですね。田んぼではそうはいきません。水があって、若干涼しいと言う長所はありますが。</p>
<p>今の畑でもやりたいことはたくさんあるのですが、暑さ凌いで、休み休みやると、どうしても数はこなせません。</p>
<p>種蒔きは、遅まききゅうりと今が時期のブロッコリーの種をポットに蒔きました。冬に取れるブロッコリーをよりにもよって真夏に種蒔きとは、どうもピンときませんし、実際、強烈な日差しや乾燥から苗を守らねばならず、育てるのも簡単ではありません。</p>
<p>でも、今日のとうもろこしのように、口に入れるその日を夢見れば学ぶ動機も強まると言うものです。</p>
<p>お土産は、もちろん、掘ったじゃがいも、とうもろこし、そしてなすとピーマンを持っていってもらいました。</p>
<p>夏はこういう収穫の楽しみがあって、畑はいいですねえ～。</p>
<p>暑いですけどねえ～～。<a rel="attachment wp-att-695" href="http://daikazoku.net/news/694/%e3%81%98%e3%82%83%e3%81%8c%e3%81%84%e3%82%82%e3%81%bb%e3%82%8a/"></a></p>
<p>小川　誠</p>
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		<title>自然耕塾@相模原　第６回報告</title>
		<link>http://daikazoku.net/news/684/</link>
		<comments>http://daikazoku.net/news/684/#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 18 Jul 2011 01:57:22 +0000</pubDate>
		<dc:creator>ogawa</dc:creator>
				<category><![CDATA[栽培研修会ノート]]></category>

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		<description><![CDATA[梅雨が例年より10日も早く開けて、去年と同じような猛暑が続いています。 屋外の活動は大変ですが、稲を育てる塾ですから、今回はそれがいかに稲にとっていいことか、強調することから始めました。 塾生の中には猛暑で稲が苦しんでい [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>梅雨が例年より10日も早く開けて、去年と同じような猛暑が続いています。</p>
<p>屋外の活動は大変ですが、稲を育てる塾ですから、今回はそれがいかに稲にとっていいことか、強調することから始めました。</p>
<p>塾生の中には猛暑で稲が苦しんでいるんじゃないかと心配している人も少なからずいたようです。去年の猛暑で全国的にお米の品質が20年ぶりの悪い結果となったので、そのように考えても無理はありません。</p>
<p>しかし、稲は本来熱帯の植物。熱帯のあの強烈な太陽の下で元気に育つ植物ですから、猛暑は大好きです。その強い日差しを浴びて、ぐんぐん成長します。体つくりには大きなプラスです。</p>
<p>それが、穂を出して子ども作りに入ると、去年のような熱波障害を受けることもあります。しかし、それも稲の本姓から考えるとちょっと変だと思いませんか。日本の猛暑なら、熱帯では極普通の暑さだからです。</p>
<p>では、なぜそうなってしまったのか。</p>
<p>最大の原因は苗の育て方にあると思います。次に土造りにあるのではないかと思います。（その次に人と稲の関係作りにもあるのではないでしょうか。）</p>
<p>不耕起栽培普及会では寒さの中で鍛える苗作りで、あらゆる天候に耐えうる苗作りを目指しています。その苗が耕さない、固い土に植えられることで、苗はさらに逞しくなります。そして、土造りでは生物資源型と言って、生物多様性のある田んぼ環境を作っていく過程で、命の大きな循環の中で豊かな自然の土を造ることを目指しています。</p>
<p>そのお蔭で、去年の猛暑にあっても、不耕起の田んぼではとても美味しいお米ができました。</p>
<p>その全天候型の稲は、今、青年期の、非常にはつらつとした、そして逞しい姿をしています。</p>
<p>でも、実はもうお腹に赤ちゃんをはらんで、産む準備を進めています。つまり、栄養生長期から生殖生長期に入っています。</p>
<p>稲さんには申し訳ないけど、皆さんの前で稲の茎を一本だけ切り取って、そのお腹（茎）を割いてみました。すると、</p>
<p>「おーぉ」</p>
<p>皆さん、一様に感動の声をあげました。（トップの写真）</p>
<p>ちゃんと稲穂のういういしい原型が出来上がっていたからです。</p>
<p>今日の講義はその稲穂にいかにして十全の栄養素をびっしり充填するか、つまり、生命力があって、なおかつ美味しいお米にするか、稲の生理を見ながら、その栽培技術を学びました。</p>
<p>いよいよ、稲穂が垂れて、稲刈りする日が見えてきました。</p>
<p>まだ安心するには早いですが、「期待できそうだ」という予感を塾生のみなさんも感じたに違いありません。</p>
<p><img class="alignnone size-medium wp-image-691" src="http://daikazoku.net/wp/wp-content/uploads/2011/07/畦草刈-300x206.jpg" alt="" width="300" height="206" /></p>
<p>田んぼの水の中をそれぞれにじっと見つめてみると、先月以上に多くの虫たちがせわしく泳ぎ回っているのが見られました。その中に、おそらくアブラハヤの稚魚だと思いますが、群れを成して泳いでいました。そして、藻の上には、孵ったばかりのアマガエルがちょこんとすわっていました。いずれも今年の田んぼの新しい仲間たちです。</p>
<p>小川　誠</p>
]]></content:encoded>
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		<title>自然耕塾＠相模原　第5回報告</title>
		<link>http://daikazoku.net/news/680/</link>
		<comments>http://daikazoku.net/news/680/#comments</comments>
		<pubDate>Sun, 26 Jun 2011 22:05:03 +0000</pubDate>
		<dc:creator>ogawa</dc:creator>
				<category><![CDATA[栽培研修会ノート]]></category>

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		<description><![CDATA[自然耕塾を開いている会場の田んぼ地帯は3年前まで草ぼうぼうの耕作放棄地でした。 そこを復田して、不耕起にして、さらに冬期湛水したら、どのような田んぼ環境が再生できるのか。これが大家族の大きな関心事です。 そこは機械植えが [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a rel="attachment wp-att-699" href="http://daikazoku.net/news/680/%e3%81%bb%e3%81%a8%e3%81%91%e3%81%a9%e3%81%98%e3%82%87%e3%81%86/"><img class="alignnone size-medium wp-image-699" src="http://daikazoku.net/wp/wp-content/uploads/2011/06/ほとけどじょう-300x225.jpg" alt="" width="300" height="225" /></a></p>
<p>自然耕塾を開いている会場の田んぼ地帯は3年前まで草ぼうぼうの耕作放棄地でした。</p>
<p>そこを復田して、不耕起にして、さらに冬期湛水したら、どのような田んぼ環境が再生できるのか。これが大家族の大きな関心事です。</p>
<p>そこは機械植えができない湿田地帯なので、田植えは全て手でやらねばなりません。5月22日に自然耕塾で田植えをしたのを皮切りに、順に植えていって、今日6月26日に最後の一番小さな田んぼ、そこはサヤミドロがとくに美しい貯水池のような感じになっていたのですが、塾生のみなさんと思い思いに、好き勝手に苗を植えました。それが今年の田植えの締めくくりでした。</p>
<p>塾生の一人は、「こういうほうが楽し～い！」と嬉しそうに連発していました。</p>
<p>自分の手の届く回りをどんどん植えていくので、</p>
<p>「退路を確保してくださいよ！」</p>
<p>これが唯一の指示です。</p>
<p>「〇〇さん、とじこめられちゃうよ、きっと」</p>
<p>「よし、とじこめちゃえ！」</p>
<p>こんな会話が飛び交い、遊び感覚で田植えをました。</p>
<p>ま、たまたま時間が余ったので、そんなことをやったのですが、</p>
<p>型にはまらない、型に囚われない、知識に縛られない、まじめに勉強するかたわらで、そこから自らを開放してやる。そんなこともたまには必要なんですよと言いたい、そんな気持ちが少しはあったかもしれません。</p>
<p>どう植えるかは人間の都合です。稲は、どんな環境であれ、与えれた環境で精一杯生きていきます。主人公は稲なんですから、別に列など揃っていなくても、株間がばらばらでも、本来関係ないわけですね。</p>
<p>今回は二日続きの講座でしたが、前の日も多分に遊びでした。生き物調査ですから、網を持って、その貯水池風の田んぼでざくざくやりました。そしたら、ざくざく宝物が出てきました。最大の宝物はホトケドジョウ。何匹も取れました。</p>
<p>ホトケドジョウは、神奈川県では絶滅危惧種ＩB類に属す、貴重な生き物です。メダカもＩＢ類ですから、しっかり守ってやれなばならない生き物です。だから、文字通り『宝物』です。それが、細々と生き延びていると言われた湧水を伝わって﻿、大家族の田んぼに入ってきて、繁殖を始めたということがわかったわけです。これは嬉しいですね。気分としては、ホームラン級の喜びですね。</p>
<p>きっとホトケドジョウは塩田の田んぼ環境再生のシンボルとなることでしょう。</p>
<p><a rel="attachment wp-att-701" href="http://daikazoku.net/news/680/%e7%94%9f%e3%81%8d%e7%89%a9%e8%aa%bf%e6%9f%bb/"><img class="alignnone size-medium wp-image-701" src="http://daikazoku.net/wp/wp-content/uploads/2011/06/生き物調査-271x300.jpg" alt="" width="271" height="300" /></a></p>
<p>ところで、まじめな学びのほうも一言。稲は田植えのあと、数日で根がついて（活着）、それからどんどん分げつ（株分かれ）をしていって、それがピークになるころ、赤ちゃん作り、つまり、種を作る準備を始めます。それはだいたい穂が出る35日ぐらい前なんですが、稲の最大の特徴は、体つくり（栄養生長）と、子どもつくり（生殖生長）がきちんと分かれていることです。それにあわせて、水管理や追肥のタイミングなどを決めていきます。今回はそのあたりを学びました。</p>
<p>お米を食べることは知っていても、稲の生理はまず皆さん知りません。稲の生理を知っていれば、他の作物のことはその応用で分かります。だから、﻿﻿それについて学ぶのは面白いし、とても役に立つと思いますね。</p>
<p>小川　誠</p>
]]></content:encoded>
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		<title>自然耕塾＠相模原　第4回報告</title>
		<link>http://daikazoku.net/news/677/</link>
		<comments>http://daikazoku.net/news/677/#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 01 Jun 2011 22:52:28 +0000</pubDate>
		<dc:creator>ogawa</dc:creator>
				<category><![CDATA[栽培研修会ノート]]></category>

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		<description><![CDATA[米作りで農家の意識と一般市民の感覚が一番ずれているのはたぶん田植えに関する捉え方でしょう。かつて国民の大多数がお米を作っていたころ、田植えは、お田植えなどといって、晴れの行事でした。早乙女が着飾って田植えして、田んぼの神 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>米作りで農家の意識と一般市民の感覚が一番ずれているのはたぶん田植えに関する捉え方でしょう。かつて国民の大多数がお米を作っていたころ、田植えは、お田植えなどといって、晴れの行事でした。早乙女が着飾って田植えして、田んぼの神様に感謝する行事もあちこちで開かれていました。</p>
<p>つまり、それまで進めてきた苗作りや土造り、田んぼの基盤整備（土方作業）などの諸準備のできばえを披露するのが田植えでした。しかし、今では一般市民は米作りは田植えから始まると思っている人が非常に多いのではないでしょうか。いえいえ。決してそうではありません。</p>
<p>自然耕塾では2月に種籾の選別から始まって４月初めには種蒔きと苗代作りもやっているので、少しは農家の感覚に近くなっていると思います。それは塾生の意気揚々とした表情、田植えに取り組む姿勢をみているとよくわかります。</p>
<p>「いよいよ、田植えだ。がんばるぞ」</p>
<p>皆さん、心の中でそう思っているのが良く伝わってきました。</p>
<p>不耕起栽培では「苗８部作」と言って、岩澤先生はことのほか苗作りを重視しています。</p>
<p>塾生と一緒に蒔いた種は二種類。満月と言うもち米とサトジマンといううるち米です。前者は北国生まれのせいか、非常に生育が早くて、それで田植えを一週間早めたほどです。すでに６葉から６．５葉になっていましたが、とても充実した苗になっていて、冬期湛水した田んぼに手で植えました。田んぼの手前半分は棒で穴を開けて植えましたが、不耕起とは言え、半分は泥田で棒を使わなくても普通に植えられてしまいます。総じて、水を張った田んぼは、水と水中の生き物が田んぼを柔らかくしてくれるので、植えるのはそんな大変ではありません。</p>
<p>しかし、水の張ってない畑状態の田んぼの土はとても固いので、一見すると、</p>
<p>「えっ、こんなところで植えられるの」</p>
<p>と疑いたくなります。そこをがっ～と、６条植えの専用田植え機は</p>
<p>みるみるまに苗を植えていきます。見事、見事。鮮やか、あざやか。</p>
<p>そのパワーたるや、手で穴を開けて植える時の優に１００倍はあるでしょう。この専用田植え機のお蔭で、不耕起栽培でも大規模に栽培することが可能になったわけです。私は、個人的には岩澤先生の大きな功績のひとつが、そうやって専業農家が食っていける道を開いたことにあると思っています。</p>
<p>川口由一さんの自然農でも、福岡正信さんの自然農法でも、自給自足にはいいですが、栽培面積は自ずから限界があります。その点、岩澤先生のやり方では、５ヘクタールでも１０ヘクタールでもやれるわけですから、それは田んぼ環境の再生と言う意味においても非常に広範囲に、地域全体で実施可能になるわけです。そこに不耕起移植栽培の大きな可能性があると思います。特に冬期湛水と組み合わせられれば、湖沼生態系を大規模に復活させることが可能となります。その象徴が、白鳥やマガンの群れの飛来だったり、あるいはこれからならトキやコウノトリなどの飛来となることでしょう。</p>
<p>ただし、冬期湛水できない田んぼでは草をどうするか、手植えなら草で草押さえる芸当が出来るのですが、専用機では草が裏目に出たりして、問題も少なくありません。塾生のみなさんにはそんな現場の現実も学んでいただきました。</p>
<p>なお、５人の塾生は同時並行で「やってみ田んぼ」で実践を始めています。ワクワクドキドキしながら、楽しそうに代かきなどをこなしています。</p>
<p>お米作りは楽しいのですね。</p>
<p>小川　誠</p>
]]></content:encoded>
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		<item>
		<title>いのちいきいき栽培　第3回報告</title>
		<link>http://daikazoku.net/news/675/</link>
		<comments>http://daikazoku.net/news/675/#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 16 May 2011 22:13:30 +0000</pubDate>
		<dc:creator>ogawa</dc:creator>
				<category><![CDATA[栽培研修会ノート]]></category>

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		<description><![CDATA[  5月15日　晴れ 八十八夜が過ぎると、夏野菜の苗が植えられるようになり、冬草が勢いづいて種こぼしを始めるので、農作業はにわかに忙しくなります。 今年は毎回テーマを決めて最初に青空の下で講義をしています。 前回は　土造 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p> </p>
<p>5月15日　晴れ</p>
<p>八十八夜が過ぎると、夏野菜の苗が植えられるようになり、冬草が勢いづいて種こぼしを始めるので、農作業はにわかに忙しくなります。</p>
<p>今年は毎回テーマを決めて最初に青空の下で講義をしています。</p>
<p>前回は　土造り　についてお話させていただきました。</p>
<p>今回は　草とは何か　を取り上げました。</p>
<p>土と草と虫と細菌が一体となって一つの絶妙なる世界が土の表面と土の中２，３０cmまでのところにあります。それは、ちょうど私たちが道路と交通機関と建物と電線、水道、ガス、下水、そして電波や通信機器などで創り上げている都市と全く同じものがあると申し上げています。それをイメージできるかどうかで、畑との関わり方が全然違ってきます。生き物との共生を目指す野菜作りにはそのイメージが不可欠です。</p>
<p>そのためには、今言った土や草をじっと見つめて、その本質を掴み取ることがとても大切です。</p>
<p>次回はいのちいきいき栽培の究極の話、光とは何か　について想像力を逞しくしてお話したいと考えています。その後は同じく究極の野菜作り名人　水　の話です。</p>
<p>そのような、野菜つくりの基本的な構成要素を感性で受け止められるようになっていただきたいと思っています。</p>
<p>さて、今回は、トマト、なす、ピーマン、さつまいも、かぼちゃの定植ないし植え付けと、もちとうもろこしの種蒔きを耕起、不耕起両方の畑を使ってやりました。夏野菜は見せ場が多くていいですね。長く収穫もできるし。</p>
<p>そして、無肥料であるにもかかわらずたわわに実った絹さやとスナックエンドウを好きなだけ取って、お土産に持って帰っていただきました。きっと自然は豊穣だなあと、心のどこかで感じられたのではないでしょうか。</p>
<p>今年は、農業資材としては簡単に作れる乳酸発酵液を多用して、その効果を実感していただくのが一つの目的です。それで、それを使って大きく元気に育ったキャベツの収穫もしていただきました。食べきるのが結構大変でしょうけれど。</p>
<p>終わりの頃、どなたかが、今日は盛りだくさんだわねと　おっしゃっていました。</p>
<p>そう感じられたなら、よかった。よかった。</p>
<p>小川　誠</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>いのちいきいき栽培研修　第２回　報告</title>
		<link>http://daikazoku.net/news/673/</link>
		<comments>http://daikazoku.net/news/673/#comments</comments>
		<pubDate>Fri, 29 Apr 2011 21:16:33 +0000</pubDate>
		<dc:creator>ogawa</dc:creator>
				<category><![CDATA[栽培研修会ノート]]></category>

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		<description><![CDATA[  今年から研修の仕方を少し変えて、最初に畑の緑地に座って、テーマ毎に講義をしてから、実習に入るようにしています。 今回は、なぜ耕すのか、なぜ耕さないのか、というこの研修会の核心部分に切り込みました。 私は実はどちらも好 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p> </p>
<p>今年から研修の仕方を少し変えて、最初に畑の緑地に座って、テーマ毎に講義をしてから、実習に入るようにしています。</p>
<p>今回は、なぜ耕すのか、なぜ耕さないのか、というこの研修会の核心部分に切り込みました。</p>
<p>私は実はどちらも好きで、その点ではコウモリのような存在で、どちらの側からも嫌われてしまうかもしれません。しかし、農耕文明数千年の歴史を一概に無視するなど、愚の骨頂だと思いますし、さりとて、その成りの果てである現代科学農業が大きな間違いを犯し、大変な袋小路に迷い込んでしまったのも事実ですから、そこから脱出する有効な手段として耕さない畑の存在価値はどんどん高まっていると思います。</p>
<p>で、それらの答えを知りたいでしょうが、いずれも幾つか、その長所と短所があって、ここでは触れません。それより、知りたかったら、畑に来てほしいですね。そして、その違いを実感してほしいと思います。</p>
<p>例えば、耕さな畑で参加者に市販の支柱を土に差して見てもらったんですが、簡単に１ｍも差し込めてしまうんです。ところが、耕した畑ではせいぜい３０ｃｍ、どんなに頑張っても４０ｃｍが限界だと思います。そう言うと、みなさんは「それって、反対なんじゃないの」と思われることでしょう。いいえ、反対ではありません。耕さない畑のほうが格段に柔らかいんです。そういう事実を実際に自分で棒を持って差してみて、体で実感してほしいと思いますね。そしたら、なぜだろう、なぜだろうって、眠っていた頭が働きだすでしょう。今の時代に大切なのは、そこなんだと思うのです。言葉で知識を得て、はい、それでお終いでは、結局、本当の自然のあり様は見えてこないし、﻿﻿永遠に分からないんじゃないかと思うんですね。</p>
<p>体験や実感に基づく独自の思考や行動の伴わない知識は、少なくとも農業の世界では、なしにしたいと思いますね。</p>
<p>それから、非常に大切な「土造り」についても話しました。実際に畑の土を触って、匂いをかいで、その土の感触を参加者の手に記憶してもらいました。そうすると、言葉で説明したことをその手が具体的に理解するんですね。それが重要だと思います。そのような知識というのでしょうか、五感や身体感覚と結びついた言葉（の知識）は信用に値するし、長期記憶に記録されるからです。</p>
<p>そして、土造りは、耕す畑と耕さない畑とでは大きく違う部分もありますが、「自分の命を維持するために栽培する」という基本に照らしてどうやって「いい土を造る」かを考えることが非常に大切だということもお話させていただいています。特に、耕さない畑をやりたい人は、そのことよりも自然農とか自然農法とかいわれる「農法」の実現性や正当性を証明するためにやっているかのように見えることが少なくないからです。土が痩せていたら、そのような農法を何年やってもまともな収穫が得られない事だって実際少なからずありますからね。</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>自然耕塾＠相模原　第３回目　報告</title>
		<link>http://daikazoku.net/news/671/</link>
		<comments>http://daikazoku.net/news/671/#comments</comments>
		<pubDate>Fri, 29 Apr 2011 20:25:06 +0000</pubDate>
		<dc:creator>ogawa</dc:creator>
				<category><![CDATA[栽培研修会ノート]]></category>

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		<description><![CDATA[  農家の小川です。 今日は良く晴れて、風も無く、温かく、木々の緑もういういしくて、とても美しい日でした。こういう日は農作業をやっていて幸せを感じます。塾生の皆さんもきっと私と同じような気持ちになっていたのではないでしょ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p> </p>
<p>農家の小川です。</p>
<p>今日は良く晴れて、風も無く、温かく、木々の緑もういういしくて、とても美しい日でした。こういう日は農作業をやっていて幸せを感じます。塾生の皆さんもきっと私と同じような気持ちになっていたのではないでしょうか。</p>
<p>今年は東日本大震災で農業も大きな打撃を受けているので、時事的な話題には事欠きません。それで、塩水に浸かった田んぼの塩抜きをどうするかなど二、三簡単に説明してから、本論に入りました。</p>
<p>さて、不耕起移植栽培では、苗八部作といって、強くて逞しい苗を作ることを非常に重要視しています。そのために寒さに中で鍛えたり、稲の生理を正しく理解して、それに合わせた育苗法が考案されています。今日はその要の部分を学びました。</p>
<p>面白いもので、私たち日本人はお米の食べ方は大変良く知っているにもかかわらず、植物の一品種である稲についてはどこでも学んでなくて、ほとんど何もしらないんですね。ですから、みなさん新しい知識ばかりだったのでしょう、また育苗技術はかなり細かくて専門的でもあったと思います。それで、静かにノートを取っていました。初回、２回目と打って変わって質問がありますかと聞いても、余り手が上がらなくて、シーンとしていたのが印象でした。</p>
<p>さて、午後は緑が美しい塩田の田んぼに行って、前回蒔いた種の生育状況の観察をし、朝の理論に照らして検討したところ、大変いい苗になっていることがわかって、みなさん喜んでいました。</p>
<p>時間があまったので、代かき実習もやりました。畑状態の土地がどうしたら水の溜まるプール、つまり、田んぼになるのか、さして難しいことではないのですが、人力では大変な泥んこ作業になります。ところが、皆さん嬉々としてその泥んこ作業に打ち込んでいましたね。見ていて、大人も子どもも大して変わらないなと思いました。</p>
<p>そこで今日の気付き。なぜ、２０００年の長きに渡って日本人は大変な作業である代かきをしてきたのか。その理由の一つは、もしかしたらとても単純で、泥んこ作業が好きだから、なのかもしれませんね。まず農業理論には出てこない話ですが、ただ辛いだけだったら、果たして続けられたでしょうかねえ。牛だって、「もー」って泣くくらいですからね。</p>
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		<title>東北関東大震災と自然耕塾の関係</title>
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		<pubDate>Sun, 03 Apr 2011 08:05:26 +0000</pubDate>
		<dc:creator>ogawa</dc:creator>
				<category><![CDATA[栽培研修会ノート]]></category>
		<category><![CDATA[雑記]]></category>

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		<description><![CDATA[　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　小川　誠 昨日は自然耕塾第2回目の日でした。 開口一番、今回の震災と自然耕こと、不耕起移植栽培の関係についてお話させていただきました。 実は、私は1993年ですか [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　小川　誠</p>
<p>昨日は自然耕塾第2回目の日でした。</p>
<p>開口一番、今回の震災と自然耕こと、不耕起移植栽培の関係についてお話させていただきました。</p>
<p>実は、私は1993年ですから、今からもう18年前になりますが、『マリアからのメッセージ』という本を英語版で読んで、大変ショックを受けました。しかし、自分でも感じていたことと多々符合するところがあったので、それを友人や知人に小論文にまとめて送ったことがありました。</p>
<p>その本の内容を簡単に説明すると、今後世界中で地震やら火山の爆発やら、あるいは台風や洪水や干ばつなどといった異常気象が年を追うごとに激化していって、世界はどんどんそれに翻弄されるようになっていくだろう。それはあたかも自然が人類へ逆襲するかのように映るだろうと。そして、災害への対応で戦争などやっている暇がなくなるほど被害は国家にとって大変な負担となっていくだろうという暗い予言がなされていました。そして、その本では、その原因は人類の集合意識が恐怖と怒りに取り付かれてしまっていることであり、またもう一つの原因は、人類が数世紀にわたって自然破壊と環境汚染を続け、しかもますます激化させていることにあると。そのために、母なる地球はそのような作用に対する反作用として、異常気象を激化させていくのだというようなことが指摘されていました。そして、そのような人類の行為の根本原因は、人が神との関係を喪失してしまったことであると書いてありました。だから、今こそ天地創造の神との個人的な関係を取り戻して、真摯な祈りの人となり、その祈りを通して、身も心も浄化し、同時に人類の集合意識を浄化する必要があるというようなことが書いてあったと思います。</p>
<p>　その年は、日本では東北大冷害が起こりました。世界ではインドで巨大地震が発生して1万人が死亡、カリフォルニアでも大地震が発生、オーストラリアでは大洪水が発生するなど、あちこちで異常気象が発生しました。私の目には、まるで、その本の予言を成就せんがためのように映りました。（その1年ちょっとあとで阪神淡路大震災が起こっています。）</p>
<p>　それ以来、私は地球は一つの大きな生命体であると言う、ジェイムズ・ラブロックが言った、ガイア仮説を受け入れるようになり、人類の集合意識を明るく平和な意識へ変える必要性があると思うようになりました。そうして、だんだんに「生き物との共生」を目指す野菜育てや稲育てを目指すようになりました。</p>
<p>その大変有効な手段が田畑を不耕起にすることです。それによって人は自然を敬うようになり、自然の自律性の中で、自然に沿い従って作物を育てるようになります。当然農薬や化学肥料も使いません。すると、自ずから『和みの世界』が生まれることに気づきました。「和む」とは、人が、野菜や稲と、そこに棲む草や虫や小動物たちと（心を通わせて、）同じ一つながりの命であることを実感することです。そこに実に平和な世界が生まれます。</p>
<p>　人々がそのような世界に浸るようになれば、また（かつての農業のように）そのような農地を増やしていけば、我々人類が母なる地球に対して行っている物理的な汚染行為も破壊行為も、想念の不調和な波動による地球生命体の精神不安定も大いに減らすことができるでしょう。それによって、私たちは現在のような母なる地球の動悸や息切れ、病的な状態を、そして大地の“怒り”を幾分なりとも鎮めることができるのではないでしょうか。</p>
<p>　東北関東大地震はなぜ起きたのか。それには、地震学者は常に科学的な立場からの説明をしますが、そのような専門家の科学的知見をはるかに上回る恐怖の事態が起きてしまったのはなぜでしょうか。私たちは心を清ませて、地球生命体の息遣いに耳を傾けて、地震が起きたもう一つの理由を感じ取る必要がありはしないでしょうか。科学的な知識による対応だけでは、これからも大間違いの繰り返しをしでかさないともかぎりません。</p>
<p>　そんなわけで、自然耕塾を開いたことは『和みの世界』のあることを知っていただいて、地球の命を守る側に立っていただきたいと言う願いも込めてあります。それが回り回って防災に繋がると信じています。</p>
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